2008年6月30日月曜日

李下に冠を正さず

日本の最高学府と言われる東京大学でこうした不正経理が行われてしまうのは、大変おかしいと思いますが皆さん如何でございますでしょうか?研究費・交付金を使い切った形にすることが動機とは。
国税局もよくぞ自分の出身校に手を入れました。天晴れです。

東大が不正経理で消費税隠し 7500万円追徴課税
7月1日10時59分配信 産経新聞

 東京大学が東京国税局の税務調査を受け、平成16年の1年間の消費税約6000万円について、意図的に納税を免れたと指摘されていたことが分かった。消耗品を購入するために支出した約30億円について、経費計上する時期を前倒しするなど不適切な経理処理が原因で、消費税分を不正に控除されるよう申告していたという。追徴税額は重加算税などを含め約7500万円で、東大はすでに修正申告している。

 東大や関係者によると、問題となったのは、国などから受けた研究費や交付金の扱いについて。余った研究費を使い切ったことにするため、試料など消耗品や備品を購入したことにし、取引業者側に日付などを偽った請求書を作成させていたという。実際の納品は、請求書に記載のある日付の翌年度だった。同国税局はこうした約30億円分の経理処理について、意図的に計上時期をずらしたと認定したもようだ。

 国立大学法人が受け取った研究費などの収入には消費税がかかるが、こうした収入で消耗品などを購入したときに支払った消費税分は控除される。東大は、消費税法で保管が義務づけられている領収書も紛失していたという。

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