下のニュース配信が面白い。気配りがお年寄りに出来てなぜ若い人に出来ないか?若い人の方が気持ちを表に現すのが上手なのに。。恐らく、「どんな相手であっても一生懸命に尽くす」。これが出来ないのでしょうね。「尽くして、尽くして」その結果何も自分に返ってこないから、先に何があるか分からないから。でも、お年寄りはこれまで「尽くしてきた」人生を振り帰って、今まで「尽くしてきた」ことが正しかったと思うし、そうして日本が発展してきたからと思っているでしょう。いまの若い人たちがそう思えることが出来ないのか?
多くの人たちは、賃金が上昇しない、高度成長期ではないと言って無力感を持ついまの若い人たちに期待しても仕方ないと言うだろう。しかし、果たして今のお年寄りは、どれだけ空腹で何もないところから今の日本を作り上げたのであろうか?それを考えると、今の若い人たちは後悔を恐れずもっと「人に尽くせる」のではないかと思う。
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気配り上手は評価される 60歳以上でファーストフード店で働く人
60歳以上の店員がたくさん働くファーストフード店がある。ここでは70歳の人もいる。店側からすれば、若い人材が集まりにくいという窮余の策で始まったのだが、いまではお客に対する「気配りがすごい」といった積極的な評価になっている。
60歳以上の店員が5分の1を占めるのは、全国展開するファーストフードのチェーン「モスバーガー」五反田東口店だ。「アットホームな雰囲気がいい」と、近隣のオフィスから通う常連客も多い。人生経験の豊かな「熟年」は若い店員よりも気配りができて、気持ちの良いサービスを受けられるというのだ。しかし、ファーストフードというスピード感が求められる場で、働けるのだろうかという疑問もある。モスフードサービス広報担当者は、
「1つ1つ作りたての商品を提供し、おもてなしを重視するモスバーガーのスタイルだからできること。他のファーストフード店のように右から左へと作業をこなさなければならない職場ではこうもいかないかもしれない」
という。
■若いスタッフの模範
「モスバーガー」では注文を受けてからハンバーガーやポテトなどを作るために、待ち時間が5~10分程度発生する。その時間を退屈させないのが、良いところだという。若い店員の場合は注文を受けた後はお客に背を向けて、作業に没頭してしまうが、「今日はお天気でよかったですね」といった会話をしてうまく間をつなぎながら作業をする。こうした気配りは店が教えたのではなく、自発的にやっているそうだ。同店の30代の店長や若いスタッフらは、「こうした姿勢を学ばなければいけない」といっているそうだ。
広報担当者によると、五反田東口店は駅前に立地する大型店で、お客が多く訪れ、スタッフの確保が課題だった。そこで店長がアルバイトの募集年齢を60歳に引き上げたところ、59歳の女性の応募があった。採用すると、接客が見事なことがわかり、それ以降同店では採用方針を見直し、今では60歳以上が10人にも増えた。
当時59歳だった女性店員は、10年間働いていて今では70歳。立ち仕事で体力的に厳しい面もあるが、「お客と接するのが好き」「若い人と働きたい」といい、楽しんで仕事をしている。
こうした60歳以上の採用はもっと増えてもいいはずだ。
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