2008年6月20日金曜日

17年目

今から16年前の1992年6月21日に日本の会社から現在働く会社に転職。その後2ヶ月も経ないうちに米国本社に転勤となった。当時は日本の会社から外資系に行く人は皆無で相当気を使ったが、16年も続いて同じ会社に勤務することとなり、今にして思えば転職して良かったと思う。当時引き抜いてくれたK氏は今も関連投資会社の日本におけるトップで、日本における不良債権投資の先駆者的存在(今や古い話ですが)。去年は区切りの良い15年記念で感謝のメールを送ったが、今年はどのような報告をしようか悩み中。転職当時はバブル崩壊の足音が聞こえ始めたころだったが、まさに今の上海株価市場に似ています。
1992年から政府の景気対策、損金処理の先延ばしとアジア景気が良好であったこともあり1997年前半まで状況は良かったとのですが、現在は損金の経理処理基準が厳格化しているため、一時的な回復も難しいと考えられる。むしろ、1998年の状況に近い金融相場の様相を呈しており、株式市場の先行きは明るくない。リスクは松藤氏が言っているように伝統的現物資産である金に投資することが最良か?



上海株価指数:2831 (2006/06/20)

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