2008年11月25日火曜日

鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス

パナソニックの意見は真っ当であると思うのですが。。

[東京 26日 ロイター] 三洋電機買収を目指しているパナソニックと三洋の大株主である米ゴールドマン・サックス(GS)との交渉が難航している。複数の関係筋が26日明らかにしたところによると、パナソニックはこれまでに1株当たり120円程度の買収価格をGSなど大株主の金融3社に提示したが、GSは提示価格が低すぎるため交渉には応じられないとパナソニック側に通告した。

 GS、大和証券SMBCグループ、三井住友銀行の3社は三洋が発行した優先株合計4億2857万株を保有している。優先株は普通株10株に転換で きる権利があり、すべて転換すると金融3社の保有割合は三洋の発行済み株式総数の約70%に上る。ただ、GSが株売却に応じない場合、売却に前向きな姿勢 を示してる三井住友銀と大和SMBCの保有分を取得してもパナソニックの三洋への出資比率は40%程度に止まり、過半数取得を目指すパナソニックにとって は、予定通り買収することが難しくなる可能性がある。

 三洋電の26日午前の株価は154円で、パナソニックの提示価格を上回っている。ただパナソニック側は、三洋電の優先株がすべて普通株に転換する と株式の発行総数が3.2倍に増え、1株当たりの価値を引き下げる株式の希薄化を招く可能性があることから、現状の株価よりも低い買収価格には妥当性があ ると判断し、市場価格を下回る買収価格を提示した。

 一方、GS側は「三洋の企業価値を1株120円とみるのは低すぎる」(交渉に近い筋)と主張。今後の交渉については「次にどうなるかはパナソニック次第」(GS)としている。

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