2008年11月27日木曜日

韓国、FRBから3800億円調達 ウォン安歯止め狙う

伝家の宝刀を抜いたからには韓国は非常に厳しい状況になっていると考えております。今後韓国メーカーの海外における露出度が減るかもしれません。

 【ソウル=島谷英明】韓国銀行(中央銀行)は27日、米連邦準備理事会(FRB)との通貨スワップ(交換)協定を使い、ドル資金40億ドル(約3800 億円)を調達すると発表した。国内の銀行に供給し、米金融危機を背景に強まっている市場のドル不足を緩和。10年8カ月ぶりの安値圏にあるウォン相場の下 落に歯止めをかける狙いだ。

 韓銀は12月2日に入札を実施し、ドルを最長で来年2月26日まで貸し出す。資金需要が膨らむ年末越えのドル資金を増やし、調達不安の解消につなげる。必要に応じてFRBから手当てする資金拡大も検討する。

 対ドルのウォン相場は9月以降、金融危機の深刻化に伴う海外マネーの流出で急速に下落した。今月21日には一時1ドル=1525ウォンをつけ、1997年から98年にかけて起きた通貨危機以来の安値圏にある。(14:06)

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